ねぇねぇもくも博士。

空のてっぺんまでビューンって飛んでいく
ロケット花火って、本当のロケットみたいに
まっすぐ打ちあがるよね。
でも、なぜあんなにまっすぐ飛んでいくの?

ロケット花火のしくみについて教えてよ!

ロケット花火は大まかに分けると、音もなく
飛び上がり上空で破裂する音ロケットという
種類、
ピィーという音を鳴らしながら飛んで
いく笛ロケット
という種類、ピィーという音を
鳴らしながら飛んでいき上空で破裂する笛音
ロケット
という種類の3種類があるんじゃ。

では、ロケット花火の打ちあがるしくみについて
説明してあげよう。

ロケット花火のしくみのポイントは、
本体下部に
ついている細長い竹ひご部分
にあるんじゃ。
音ロケット花火
kucyu.jpg (105230 バイト)
↑写真をクリック

笛ロケット花火
fueroke.jpg (92081 バイト)
↑写真をクリック

笛音ロケット花火
fueoto.jpg (80065 バイト)
↑写真をクリック

えっ!竹ひご部分は飾りじゃなかったんだ!

そうじゃよ。
この竹ひご部分があるおかげで、
着火し本体から
噴き出した推進力(前へ進もうとする力)が制御され
、ブレずにまっすぐ飛んでいく
んじゃよ。
凧(たこ)あげの凧の足の役割と同じしくみじゃな。
構造図
otokouzo.gif (10731 バイト)
↑写真をクリック

へぇ〜!だからまっすぐ飛ぶんだ!
なっとく!


じゃあ、ピーって音を鳴らしながら飛んでいく
笛ロケット花火は、なぜ音が鳴るの?

音ロケットと笛ロケットでは見た目で大きく
違う部分があるんじゃが、なぜ太郎君は
どこが違うかわかるかな?

う〜ん、、、。なんだろう、、、。


あっ!わかった。
音ロケットの本体は紙でできてるけど、笛ロケット
の本体はプラスチックでできてる!

正解じゃ。

笛ロケットの
本体はプラスチック(PP)でできて
おる。実はそのプラスチックの部分が音に関係
しておるんじゃよ。
笛ロケット花火には
笛薬という火薬を使っておる。
その
笛薬に着火することで発生した強い圧力が
プラスチックの本体下部の隙間から漏れて音が
鳴るしくみ
になっておるんじゃ。

例えるなら、えんぴつのキャップに息を吹きかけると
ピィーって鳴るのと同じしくみじゃな。
構造図
fuekouzo.gif (11322 バイト)
↑写真をクリック

もくも博士ありがと〜!
ロケット花火についてよ〜くわかりました!

じゃあ僕は博士に教わったを内容をノートにまとめて
くるね!


みんなも博士に教えてもらった事をまとめてみよう!
博士の言葉は
青色のところがとくに大切な部分
だからねっ!

ノートにまとめる場合は、図や絵などを添えると
よりわかりやすいぞ。

それでは博士の豆知識のコーナーじゃ!
ロケット花火の種類の中には、実は
竹ひごのついて
いない種類のロケット花火
もあるんじゃよ。
そういう種類のものは、
尾翼や発射台が竹ひごの
代わりをつとめている
んじゃ!(右写真参照)

友達にも教えてあげよう!
zmisa.jpg (94588 バイト)
↑写真をクリック