ここではわし「もくも博士」と一緒に、はなびの基礎知識について学んでいこう。

おもちゃはなびには「火薬類取締法」という法律が
定められてい
ます。
火薬類取締法で定められた花火1個あたりの火薬
量は・・・
などなど26種類に分かれており、この火薬量を超える
花火はすべて煙火
(花火大会などで打ち上げられる
花火)とみなされます。
煙火を使用するには届け出や許可が必要になります。

おもちゃはなびは、検査所で安全面について厳しい
検査が行われ、その検査に合格した花火にはSFマーク
(合格した証)が与えられます


みんなが遊んでいる花火にもこのマークがついているか
確認してみよう!
(ついていないものは危険ですので遊ばないでね!)
<予備検査とは>
おもちゃ花火を新たに製造したり、輸入する場合、
事前に@基準検査(火薬類取締法に適合している
かどうかの検査)とA安全検査(日本煙火協会が
定めた安全基準に適合しているかどうかの検査)
を行い、これに合格してはじめて商品を輸入、製造
したりお店で販売できるようになります。
この予備検査に合格すると「規格マーク」が与えら
れます。

<本検査とは>
国産の場合は1年に1回以上お店などに出回る前に
、また輸入品の場合は日本に陸あげされるたびに、
もう一度「基準検査」「安全検査」の両検査を実施し
ます。
この本検査に合格した品には「合格証」が与えられ
ます。


ねぇねぇ博士〜。赤や黄色、緑など花火の火花は
とってもカラフルだけど、この色ってどうやってつけ
てるの?絵の具やペンキがまぜてあるのかなぁ?

ふぉふぉふぉ!なぜ太郎君。花火の火花の色は
絵の具やペンキで着色してるわけではないんじゃよ。

花火の
火花の色は薬品の炎色反応(燃やしたときの
反応)を利用
しているんじゃ。
色を出すための原料は次の通りじゃ。

そっか、花火の色は薬品を燃やしたときにおこる
反応を利用してるんだね。
絵の具やペンキでつけてるわけじゃないんだぁ!

もくも博士ありがと〜!
花火の色のしくみについてよ〜くわかりました!

じゃあ僕は博士に教わった事をノートにまとめて
くるね!

みんなも「おもちゃはなびの基礎知識」について
まとめてみよう!
青色のところがとくに大切な部分だからねっ!

ノートにまとめる場合は、図や絵などを添えると
よりわかりやすいぞ。

それでは博士の豆知識のコーナーじゃ!
花火の火花の色を出すために薬品を使用すると
話したが、
音を出すのにも「珪素(けいそ)」という
薬品を使用
しておるんじゃ。

お友達にも教えてあげよう。