〜 心に響く花火を次代へ 〜 |
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稲垣屋は、商品やサービスを通じて幅広く社会一般の方々に、精神の“安らぎ”や“爽快”といった |
非日常的で満足度の高い「歓び」「憩い」を提供していく企業であり続けたい、と期しています。 |
昭和8年の創業以来一貫して社業の柱である玩具花火を主軸に、変化の激しい現代社会の多様な |
感性・多様な嗜好に応えつつ、さらに想像力を健やかに刺激できるような、そんな商品の開発を |
心掛けて来ました。 |
打上花火や噴出花火ならではの“爽快感”、線香花火のもたらす格別の“安らぎ”など、眼の前で実 |
際に花火を燃焼することによってのみ得られる感覚器官への作用は、デジタル技術等ハイテクを |
駆使したヴァーチャル・リアリティ的表現を以ってしても代替不可能なものであると自負してい |
ます。 |
また、花火遊びには、世代の違う親子やグループも共に楽しむ事ができるという特性があります。 |
私共は、それに拠って、上の世代から下の世代へ、遊びを通じて伝承していく「心」を大切にし |
たいと思っています。自らの「快」を享受するためには、それが即ち他者の「不快」とならぬよ |
うにするという配慮が、人間社会に欠かせない基本倫理ではないでしょうか。ささやかな事では |
ありますが、花火遊びを通じて多くの方々に「他者に迷惑を掛けずに、大いに楽しむ心」を大切 |
に感じていただき、次の世代にも伝えていくような機会と為していただければ、それが小社の本 |
望であります。 |
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代表取締役社長 |
杉浦 直行 |